崩し切った先制点
前半スコアレスで迎えた、後半16分。
アーセナルが右サイドで
相手を崩し切りました。
最初、ウィリアンにDF2枚が行って、
そのあと安堵したのか止まってしまい、
2番のベジェリンを
お留守にしてしまいました。
さらに、バイタルに侵入してきた
エルネニーにも
シェフィールドの19番ロビンソン、
12番エガンともに2枚で行き、
裏のスペースをベジェリンが取ったと。
ただ、オーバー師匠からのワンツーは、
エルネニー狙いだったのではないかな?
うまくベジェリンが回収しました。
19歳のサカはこれが今季初得点。
2発の個人ゴラッソ
先制点がチームゴラッソだとすると、
あとの2点は個人ゴラッソですね。
2-1の3得点ともゴラッソ度が高い試合
なんて、ちょっと記憶にないですねぇ。
ペペの追加点は、DFエガンのカカト
ぎりぎりを通る、ストレートなゴロ弾。
代わってマクゴールドリックの追撃は
狭い局面でのカーリー弾。
両方ともお見事です。
シェフィールドは昨シーズンの
「台風の目」的存在が
嘘のような4連敗。
攻め手が足りない感じで、
この後が心配です。
英語実況分析:Worldie
冒頭にリンクした
アーセナル公式動画ですが、
最初のところは驚速ですね。
「ラムスデールとボーンマウスの関係」
がこじれた云々、という内容でしょうが、
途中からの実況ということもあり、
ここは諦めます。
その直後、オーバー師匠のミドルシュート:
He’s got these worldies in his locker.
worldies はworldie の複数形。
「ワールドクラス」の意味だそうです。
ここでは「ワールドクラスの卓越した技」
ということでしょう。
◇◇◇
this prodigiously talented team gets arsenal on their way.
また難しい語が出てきましたね!
prodigy(天才、偉人)の
形容詞形prodigious が
副詞化したもので、「並外れて」の意味。
◇◇◇
we’re in for a tense finale now.
1点差のまま「ドキドキの終盤戦に突入」
てな感じ。
リスニング上級者向け
YouTubeで検索してたら、
ロングハイライトも。
こっちの単語レベル、速度とも
上級者向け!
聞きどころが多い長編ですが、
3点だけご案内させてください:
Afford「(スキを)与える」
Sheffield United holding their shape well.
Chasing, pushing, prodding, pulling,
trying to affordArsenal no way through.
2:12あたりの実況さん。
黒太字のところがリズム良くて、
不規則な韻をふみつつ流れていく感じ。
prodは以前も出てきた「突く」。
シュートのシーンで使われることが多いはずですが、
ここでは積極的な守備のことでしょうね。
afford は「(便宜を)与える」。
よって、「アーセナルに突破口を与えまいとしている」。
Tease の正確な意味を知りたいぞ
5:11あたりで
who teases it into Elneny.
と言っているのですが、
これまでに出てきた、
例えば「teasing crossball」などからすると
アレレ? 感があります。
これまでteasing を「嫌がらせするような(パス)」
「困らせるような(クロス)」などと解釈してきた
のですが、少し修正しないといけないかもです。
◇◇◇
もともとは「裂く」というのが語源らしい。
しかし、いくらググってもフットボール用語としての
tease は発見できていません。
Langagecasterにもないんだよなぁ…。
あくまで暫定ですが、
「厳しいボールをはたいて、
攻め込みにかかる」という意味に
解釈を微修正しておきます。
お決まりルイスさん
そして0:30あたりは、またしても、の
「ダヴィド・ルイスやらかし未遂!」

あんたも懲りないねぇ。
ユニ引っ張ってるから下手してたら
また退場だったわよ…。
では、大変お疲れ様でした!
代表ウィークのあとに再開します。