極上の90分
昨夜、ちょっと遅れて生DAZN。
遅れてさきほど、前半を見終わりましたが、
いや~本当に良い試合でした。
インテンシティ、スピード、
狭いところでの技術。
そしてロングパスの精度。
前半はとくに、明らかなリヴァプール
ペースで進みましたが、
エヴァートンも引きこもることなく
果敢に打って出ました。
2-2の同点弾となる、
DCLの滞空時間長いヘッド弾
には思わず叫んでしまった…!
前半12分にも非常によく似たシーン
(ディーニュ➡DCLヘッド。上に外れる)
があり、そっちの滞空時間も凄いですよw

スローで見ると、両足を膝から
後ろに折りたたんでいるので、
そこが長時間滞空の鍵なのかな。
この同点弾、DCLのヘッドも痛快ですが、
前振りのハメス➡ディーニュのシーンで
ハメスが軽くキックフェイントを入れて
タイミングを取ったところが
「巧みです!」。
「右から左」に破壊するリバポ
前半、典型的なリバポの攻撃が
●右サイド中盤から、逆サイド・
左ペナ角への「斜め横断」的な崩し
でした。
エヴァートンをかなり分析していたのか、
何回もこの「右から斜め前方への攻撃」
が顔を出していました。
前半3分の先制点もしかり。
サラー+フィルミーノの
ワンツーのところで
捕まえきれなかったのも一因ですが、
逆サイドで崩された後に
ドゥクレは戻り切れず。
バイタルに侵入してきたマネを
完全フリーにさせてしまいました。
◇◇◇
前半34分のマネの決定機も
先制点とそっくりな形。
(展開は右FKから左サイドへの
ロングキックでしたが)
マネが外してしまいましたが、
これが決まっていたら
エヴァートンは苦しかったでしょう。
ファン・ダイク負傷で交代
あと、試合を分けたのがピックフォード。
前半5分ほどのところで、
ヘッドをしようと飛び込んできた
ファン・ダイクの膝に
両手足を広げて飛び込んでいきます。
その直前にオフサイドだったので
赤はおろか、黄紙も出ませんでしたが
(正直、ちょっと解せない)
普通だったら、退場でもおかしくない。
負傷のファン・ダイクはゴメスと交代。
彼がいたら、前半のCKからの同点弾も、
後半2-2の同点弾も、防いでいた可能性は
けっこうあったのではないか。
◇◇◇
生き延びたピックフォードは、その後
物凄い精度のロングフィードを連発。
そしてA・アーノルドのFKを神セーブ。
後半にもCKからマティプの
ヘッドをストップ。
間違いなく、この試合のMVPですな。

でも公式を見たら、サラーになってましたw
うーん、確かにキレキレで1得点したけど…。
リバポ2点目が通算100得点だから、お祝い?
英語実況分析:Self-Isolation
マネの先制点:
Sadio Mane, back from his self-isolation,
gives Liverpool the lead very early on.
コロナ陽性反応で「自宅待機」してたマネ。
self-isolation という言葉も、
来年あたりには死語になっていると
いいのですが。
◇◇◇
最後、リバポの劇的3点目かと思いきや、
Jordan Henderson’s goal is wiped out.
wipe は車の「ワイパー」で
ご存知、「ぬぐう、拭く」。
wipe out できれいさっぱり
無効になったという印象を伝えてますね。
ヘンダーソンは存在感あふれる
プレイをしてましたね。
最後にご褒美でも、おかしくない
展開だったのですが。
では、Have a premium weekend!