ワイドかつ正確なウルヴス
序盤から勢いのあるウルヴスが優勢。
パレスは前半、記録上は「シュート3
(枠内0)」だったが、2回くらいしか
相手の最終ラインまで行けなかった感じ。

ザハはいつも通りだけど、
相方がバチュアイってのが…。
なぜアイェウを最初から出さないのかな?
ウルヴスでカギとなるプレイヤーは
いまや大黒柱の10番ポデンス。
高いキープ力に正確なキックで
チームを動かす。
◇◇◇
先制点もポデンスのお膳立て。
最終ライン中央、コーディからの
ロングキックが右サイドのセメドに。
セメドが縦に出すと、
これを右サイド深くまで流れた
ポデンスが折り返す。
ワイドかつ、ダイナミックな攻撃!
DFのヘッドが流れたところに
走りこんだのは、この日がデビューの
19歳・アイート・ノウリ。
左足でバウンドシュート!
これは「ガイタがイタ!」さんも
届かない。
アイート・ノウリは10月4日に
アンジェ(フランス)から
移籍したばかり。
この試合のMOMに選出されましたが、
公式にすら写真がないようで、
人型がはめ込まれていたぞ(苦笑)。
”殺人タックル”で後味わろし
そして追加点はポデンス。
デンドンカー(たぶん)が
奪った球を、前線のネトへ。
ニアにヒメネス、ファーにポデンス
という絶好の構図になったところで、
ネトの選択はポデンス。
難易度はファーの方が上と思うが、
完璧なセンタリングが入る。
ポデンスがワンタッチで、ゴールイン!
その脇でヒメネスが、やや悔しがって
ボールを再度蹴りこんでるぞ(笑)。
◇◇◇
後半はパレスが攻めるも、
5バックのラインが強固なウルヴスを
攻略しきれず。
そして試合も最終盤の82分ころ、
事件が発生。
味方のパスミスを取られそうに
なったところでミリボイェビッチが
足裏・スライディングタックル。
モウチーニョが体重を抜いていたから
良いものの、まともに入ってたら
開放骨折してておかしくないような
殺人タックル。

VARで退場です!
英語実況分析:Sweeping
追加点のシーン:
Another superb, sweeping move.
Daniel Podence is there
in the right place, in the right time
to apply the finishing touch.
「掃くような」、転じて
「全面的な、広範囲の」の意味。
◇◇◇
そして殺人タックルのVAR。
解説氏がめっちゃ速い! 1:53あたり:
it stood lots of problems since it’s not on the floor.
意味的には「(足がピッチ上にあって
削ったのならまだしも)
そうではないので大問題になる」
ですが、stand の用法が気になる。
何回聞いても「stood」なんですよね…。
もしこれで正しければ、stand の他動詞(4)
「試練・裁判などを受ける」の意味かと。
つまり、「大問題を引き受ける
ことになった」と意訳します。
今夜もどんな展開が?
楽しみな第7節の始まりです!